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陶芸をやってる…というと、よく『粘土も自分で掘るの??』という質問をされますが。
…う~ん。粘土から作っていたら、いくら時間があっても足りません(笑)
ちょっとがっかりしちゃうかもしれませんが、
陶芸専門の材料屋さんでは、全国各地の粘土が売ってるんです。
注文すれば、どこでも買えちゃうんです。


各地にある有名な窯業地(例えば…信楽とか備前・益子などなど)では、
もちろんその土地でとれる土を使っていて、
独自の技法と色が特徴となって、『○○焼』と呼ばれている訳です。
そこには代々受け継がれてきた、伝統があるのです。


でも私のような個人の陶芸作家は、
自分の好みに合った土や技法を自由に組み合わせながら作陶しています。
それぞれ学んできた土地の影響をうけてはいるものの、
私の作品は、『○○焼』です。とは言えないのです…。



ここ愛川町にも、陶芸家さんは結構いらっしゃって、
実はBOKKOのすぐ奥にも、陶芸教室があります。
ここは東京都心からそんなに遠くはないし、
でも自然はたくさんあって土地はいっぱいあるし。
陶芸をするには、なかなかいい環境だと思うんですよね。
もっとたくさん作家さんが集まって、いつか陶芸村ができたら面白いな…。
そいでいつか『愛川焼』なんて呼ばれる日がくる!?
なんて妄想をしつつ。。。
今日も絵付けの作業をひたすらこなしている、ひとみつでした。

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そんなこんなの先日、近くで粘土がとれそうな所があるよ!!
という事で、急遽、粘土発掘探検隊が結成されました。

隊長はいつもお茶飲みに遊びに来てくれる、K博士。
とってもお話好きのおじさんで、先史文明を研究されている方です。
よし、ついて来い。…と、こんな険しい道をずんずん行く隊長。

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…そ、そこ崖ですけど、だいじょぶですかー!!
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案の定、足を滑らし大惨事!?
…かと思われましたが、木の根に捕まり、隊長無事に生還…自然に助けられました!!


あちこち歩きましたが、結局のところ、この日は粘土を掘り当てることができませんでした(笑)
この日の収穫はというと、野イチゴとヘビイチゴの見分け方。
ほんとにすぐ近くに並んでいてそっくりなので、
ぜんぜん見分けがつかないんですけど…ちょっと葉っぱの形が違います。
野イチゴのほうが、粒がすこーし大きいかな。
採っていつくか食べましたが、少しかじったところに、
たくさんアリンコがついていてゾッ!!としました。。。あぁぁ、食べちゃった。


そんなK隊長から、昨日たくさん琵琶の実をいただきました。
小ぶりで色も黄色っぽいですが、甘くておいしい琵琶でした。
同じく隊員でもあり、漬物マスターのS子さんから、
お酒に漬けても美味しいし、りんご酢につけてジュースにしても美味しいよ♪
と教えてもらい…お酒好きのひとみつさんは、迷わず琵琶酒を選択。
早速、仕込んでみましたー!!


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美味しくできるかな♪ 待ちきれないよ~。

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